当社は、二足歩行に関するハードウェアおよび知的財産の創出を中心とした技術開発を行っています。現在は、将来の事業化を見据え、構造原理の検討と試作、特許出願を含む基盤構築に取り組んでいます。

姿勢から、歩行が生じる。

近年、人型ロボットの制御はAI・機械学習によって高度化しています。一方で当社は、制御への過度な依存を避け、構造そのものによって自然に成立する運動の実現を志向しています。環境からの入力に対し受動的に応答し、結果として安定した歩行が生じる──そのような機構の探求を主軸としています。

本取り組みは、単なる技術開発にとどまりません。簡潔なモデルの提示を通じて、生体の歩行原理の理解に資するとともに、高いエネルギー効率を他の機械領域へ応用展開する可能性を見据えています。特に受動歩行に着想を得つつ、日本の身体技法に内在する合理性の言語化も視野に入れています。

効率性と単純性を基盤とした構造設計により、モビリティ、重機、介護、健康といった分野への応用を見据え、歩行の根源的原理に基づく技術の確立を目指します。

自律と調和。

「律歩」は、自律歩行に由来します。強い制御に頼らず、自らを律し、環境と調和する。その思想を技術として具体化することが、当社の目標です。